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2009年06月 アーカイブ

2009年06月13日

morning

不思議なもんだ。アップデートできるようになった。
多分、OSのセキュリティーアップデートに問題があったか、もしくはブラウザ。
それ以外にも考えられるところは実はあるのだけれど、そこは不問。
FirefoxもSafariも同じ時期に不可思議な挙動を伴ってBlogを更新できなかったわけだから、
複数のブラウザが同時に同じバグを抱えるとも思えない。
頼むぜAppleさん。
だから僕は18年マックを使っていても、iPhoneは持たない主義だ。
今更不合理だと言われるかもしれないが、個人的な精神衛生上の問題なんだな。

tree

signal


street

あと二〜三十年したら、日本中でこういう光景が増えていくだろうと思う。
産業革命以降の資本主義がそろそろharvest timeに入った訳だから。
どれだけ多くをふるい落とすか、それが資本家の勝負どころ。
で、何が言いたいかというと、それって豊かになるよねってこと。
この写真はダメなんだけど(笑)、でも、なんだか豊かで美しいんだな。
まぁ今のところ、ここの人たちは古くからの家持ち土地持ちらしく、
別な意味で豊かではありそうだ。

grave keeper


cherry

2009年06月14日

purse


riverside

wall

Angenieuxというフランスのレンズが欲しかった。
昔の映画のように、ふわっと、ハイライトが滲むようなレンズ。
かといって単なる滲み玉ではなく、その実繊細で、空気感がある。

高くてね。僕には。
それでも写欲をグリっと上げてやるには、カメラかレンズを変えるのが
まぁなんというか、手っ取り早いのは経験上わかっている。

OM-1というオリンパスの名器を持っていて、当然フィルムカメラなのだけれど、
そのためのレンズはひとから14本もらっていて、OM-1の存在が圧倒的故に、
そのレンズはデジタルでは使ってこなかった。

積み重なる防湿ケースから取り出し、使ってみることにした。
その結果、いくつかのレンズの開放に関しては、美しく滲むことがわかった。
フィルムでは柔らかいだけだと思っていたが。
プアマンズAngenieux。青い鳥は部屋の防湿ケースで眠っていた訳です。

no title

僕が住む町には寺や神社が無数に点在している。
毎週末、僕は遠出をしないかぎりそれらを回る。
撮る対象にはならないが、僕はそこにいるのが好きだ。
僕には独自の宗教観があるので、宗派はどうでもよいのも好都合だ。
手を合わせ、目を瞑ってみる。
落ちはない。

closed

2009年06月19日

flower

コンパクトで花を撮って、一眼でスナップ写真を撮るひとって、
よく考えると変じゃないかと思う。
僕のことだけれど。

2009年06月29日

lady

彼から不意にメールが来て、会いにこないかと言う。
二年前に札幌にいた僕が「いずれ会うことになるな」と心の中で予言した相手だった。
応接で彼が現れるのを待ちながら、部屋の中の蔵書を眺めてみた。
僕の書棚にある本が、何冊も置いてある。同じ写真集まで持っていた。
「僕は、この街に来た意味が、何かずっとあるような気が、するのです」
「そういうものですよ。何でも、そう。いずれ、わかります」
その日から、僕の中の時計の進み具合が変わってしまう。
会うべき時期に、会うべき人と会ったのだなと思う。

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