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2010年05月16日

recommendation : memoires.


「古屋誠一 メモアール.」展(東京都写真美術館)

好き嫌いは別れるのだろうと思う。
だけど、写真が持つある種の怖さを感じたいなら是非見た方がいい。

どんな写真をどんな風に展示しているかは、喉まで出かかっているのだけれど、
言わない方がいいだろう。気づく人は気づくし、気づかなかった人は、
それはそれで幸運なのかもしれない。

ジャンルー・シーフ展でここのキュレーターの目は節穴なのかと思ったが、
今回ばかりは熊本市現代美術館と写美のキュレーターに敬意を表したい。

今回の個展のポスターに使われた氏の写真は、それ一枚だけを見ると、
個展の本質を見間違えてしまうかもしれないと思う。
しかし、数々の個展の写真を見ていると、この写真の前で立ちすくんでしまう。

長く続いてきたメモワールにも、いよいよ作者により「ピリオド」が打たれました。
興味のある方はお早めに。

※写真と本文とは少ししか関係ありません(笑)。

posted by daisuke-m : 2010年05月16日 10:49